100周年百木コレクション

創立100周年記念作品 百木コレクション



■創立100周年記念作品■
【 百木コレクション – MOMOKI COLLECTION – 】

大倉陶園のデザイナーとして活躍し、皇室関係をはじめ多くの美術陶磁器を生み出した百木春夫。
人気作の復刻や、未発表の原画を元にリデザインした品など
100周年の記念にふさわしいコレクションをご用意しました。 


百木春夫

百木春夫 |ももき・はるお(1924-2004)

1948年の入社以来数々の名作を生み出し、代表取締役を務めた大倉陶園を代表するデザイナーです。卓越したデザイン感覚で、大倉陶園独自の美の世界観を確固たるものに築き上げました。特に、野の草花を独自の視点で捉えモダンに器へ昇華させる美意識と、食のための器としてのデザインを大切にする精神は、宮中や国際的な贈答、一流のレストランでお使いいただくなど多くの方々に支持されて参りました。百木デザイナーの精神は今も尚、大倉陶園製品に受け継がれています。
代表作:一本のバラ金蝕バラカラー



※価格等はお問い合わせ下さい。



100周年記念 百木コレクション 商品詳細
素材


モーニング碗皿ペアセット「パピヨン」




大倉陶園に残っている百木の原画の中から、未発表のパピヨン柄のスケッチを、モーニングカップ&ソーサーにいたしました。自然を羽ばたく蝶の姿が百木ならではの視点でデザイン化されています。
元になったスケッチにカラーアレンジを施し、モーニングのひと時を楽しくしてくれるような、明るい色調のセットにいたしました。

※2客セット販売のみとなります。アイテム単品での販売はございません。






花生「ひなげしの賛歌」




もとは陶額であった同タイトルの作品を花器にアレンジ、リデザインしました。

「ひところ私は芥子(けし)の花にのめり込んでデザインをしていた。そして芥子の中でもとりわけ興味があったのはひなげしである。芥子の葉は茎からどのように出ているのか。これが芥子を描く時、私が一番知りたかったことであった。」
(百木春夫著「デザインマインド」より抜粋)

ひなげしというモチーフを葉の付き方から見つめ、蕾から花が咲き、種になるまでの変化を丁寧に捉えたスケッチ。百木の観察眼なくしては生まれ得ないひなげしの自然な姿を、熟練したペインターによる上絵手描きで表現しました。






陶額「白椿」




百木の原画の記録の中から、商品化されたことのない白椿のスケッチを元に、手描きの陶額にいたしました。葉の虫食いや枝の張り方など非常によく観察された、百木らしい絵作りが魅力的です。
白磁の上に白い椿を描くことは至難の業。ペインターの技術を間近で感じられる逸品です。
裏面に金具と紐があり、壁にかけてお楽しみいただけます。



陶額「矢車菊」




百木の原画の記録の中から、商品化されたことのない矢車菊のスケッチを元に、手描きの陶額にいたしました。薄く重なる花びらが丁寧に描かれ、まるでそこに咲いているかのような表情を見せています。
裏面に金具と紐があり、壁にかけてお楽しみいただけます。



陶額「河原撫子とススキ」




百木の原画の記録の中から、商品化されたことのない河原撫子とススキのスケッチを元に、手描きの陶額にいたしました。

「世の中に雑草という植物はなく、どんな草にも立派な名前がついている。(中略)百年たっても変わらない個性溢れる役者たちである。一つひとつが立派な絵になる。」

路傍の草花を描くことを好んだ百木は、その何気ない姿を主題に多くのスケッチを残しています。秋風に揺れるススキと可憐な撫子を優しいタッチで描きました。
裏面に金具と紐があり、壁にかけてお楽しみいただけます。



陶額「草藤」




百木の原画の記録の中から、商品化されたことのない草藤のスケッチを元に、手描きの陶額にいたしました。余白を大きく取ったデザインは、艶やかな白磁の美しさとハンドペイントの細密さの両方が際立って見えるのが魅力です。細く伸びたつるの先まで丁寧に描きました。
裏面に金具と紐があり、壁にかけてお楽しみいただけます。


素材


大倉陶園創立100周年記念作品 一覧




- 大倉陶園は2019年に創立100周年を迎えます -


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