陶額「メジロと桜」
桜の花見。風に揺られて舞い落ちるのは、花びらではなく一輪の花。
風に飛ばされたのかと見上げると、どうやらメジロの仕業のようです。
花の蜜を探して飛び廻り、枝にとまって…。
二羽のメジロがチッチと会話しながら花をついばみ、飛ばしています。
花の季節の短い桜と、小鳥との語らいを描きました。
裏面に金具と紐があり、壁にかけてお楽しみいただけます。
額サイズ:約29×38.5cm
額素材:漆器(輪島塗・黒)
技法:上絵手描き
水指「藤壺」
「源氏物語」そしてそこに登場する女性「藤壺」。
日本を代表する古典である源氏物語の高貴なイメージを
藤の花の咲き誇る姿にたとえ、丁寧に手描きで表現しました。
岡染の青で描かれた漂う霞と、金たたきの輝く砂子が背景となって、源氏の花を引き立てています。
サイズ:最大直径約21.5cm/高さ約16.5cm
技法:岡染め上絵手描き金彩
水指「松島に飛翔鶴」
打ち寄せる白波にたなびく松。紺碧の海に飛翔する鶴の群れ。
深みのある岡染め、金と白金がこの上なく縁起良く、躍動感のある景観を蓋物に作り出しています。
サイズ:最大直径約21.5cm/高さ約16.5cm
技法:岡染め金白金彩