■創立100周年記念作品■
【 百木コレクション – MOMOKI COLLECTION – 】
大倉陶園のデザイナーとして活躍し、皇室関係をはじめ多くの美術陶磁器を生み出した百木春夫。
人気作の復刻や、未発表の原画を元にリデザインした品など
100周年の記念にふさわしいコレクションをご用意しました。
※価格等はお問い合わせ下さい。
100周年記念 百木コレクション 商品詳細
モーニング碗皿ペアセット「パピヨン」
大倉陶園に残っている百木の原画の中から、未発表のパピヨン柄のスケッチを、モーニングカップ&ソーサーにいたしました。自然を羽ばたく蝶の姿が百木ならではの視点でデザイン化されています。
元になったスケッチにカラーアレンジを施し、モーニングのひと時を楽しくしてくれるような、明るい色調のセットにいたしました。
※2客セット販売のみとなります。アイテム単品での販売はございません。
花生「ひなげしの賛歌」
もとは陶額であった同タイトルの作品を花器にアレンジ、リデザインしました。
「ひところ私は芥子(けし)の花にのめり込んでデザインをしていた。そして芥子の中でもとりわけ興味があったのはひなげしである。芥子の葉は茎からどのように出ているのか。これが芥子を描く時、私が一番知りたかったことであった。」
(百木春夫著「デザインマインド」より抜粋)
ひなげしというモチーフを葉の付き方から見つめ、蕾から花が咲き、種になるまでの変化を丁寧に捉えたスケッチ。百木の観察眼なくしては生まれ得ないひなげしの自然な姿を、熟練したペインターによる上絵手描きで表現しました。
陶額「白椿」
百木の原画の記録の中から、商品化されたことのない白椿のスケッチを元に、手描きの陶額にいたしました。葉の虫食いや枝の張り方など非常によく観察された、百木らしい絵作りが魅力的です。
白磁の上に白い椿を描くことは至難の業。ペインターの技術を間近で感じられる逸品です。
裏面に金具と紐があり、壁にかけてお楽しみいただけます。
陶額「矢車菊」
百木の原画の記録の中から、商品化されたことのない矢車菊のスケッチを元に、手描きの陶額にいたしました。薄く重なる花びらが丁寧に描かれ、まるでそこに咲いているかのような表情を見せています。
裏面に金具と紐があり、壁にかけてお楽しみいただけます。
陶額「河原撫子とススキ」
百木の原画の記録の中から、商品化されたことのない河原撫子とススキのスケッチを元に、手描きの陶額にいたしました。
「世の中に雑草という植物はなく、どんな草にも立派な名前がついている。(中略)百年たっても変わらない個性溢れる役者たちである。一つひとつが立派な絵になる。」
路傍の草花を描くことを好んだ百木は、その何気ない姿を主題に多くのスケッチを残しています。秋風に揺れるススキと可憐な撫子を優しいタッチで描きました。
裏面に金具と紐があり、壁にかけてお楽しみいただけます。
陶額「草藤」
百木の原画の記録の中から、商品化されたことのない草藤のスケッチを元に、手描きの陶額にいたしました。余白を大きく取ったデザインは、艶やかな白磁の美しさとハンドペイントの細密さの両方が際立って見えるのが魅力です。細く伸びたつるの先まで丁寧に描きました。
裏面に金具と紐があり、壁にかけてお楽しみいただけます。