■サイズ
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【ティー・コーヒー兼用カップ&ソーサー(型番:30C)】
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■商品説明
1926年に製作された煙草セットに施されたデザイン要素を用いて、カップ&ソーサーとして復刻致しました。アール・デコ様式の全盛期らしいシンプルな幾何学模様と明るい色彩が魅力です。
【技法:上絵、金彩】
▶伝統の技法についての詳細はこちら
【技法:上絵、金彩】
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色蒔き煙草セット〈非売品〉
■生産年:昭和1年(1926) ■技法:蒔絵付け■第13 回商工省工芸展覧会出品
絵付技法は縁仕上、描き絵、金蝕等だんだんに充実し、この頃には漆蒔き技法を取り入れ、現在の大倉の看板ともなっている「色蒔」も開発されています。『煙草セット』はその好例であり、斬新なデザインの逸品ともいえます。フォルム、レリーフはもとより、色蒔きによる黄色とブルーの絵付けは、アールデコの見本と言える出来映えです。

【復刻コレクション】
1919年~1928年頃の創業期、1928年~1945年頃の発展期、1945年~現在までの3つのグループで構成した、デザインの歴史を辿るコレクションです。
裏印には「100th Anniversary」と印字された特別仕様となっています。
第1弾「創業期」〈1919年~1928年頃〉
1919年の創業から終戦までの約25年間に製作された作品は「オールド大倉」と呼ばれ、第1弾ではその作品の中から当時を象徴するデザインを復刻を致しました。
大倉陶園の白磁は全ての商品において創業時より今日に至るまで変わらぬ素地の調合と焼成温度で作り続けておりますが、絵付けには当時ならではの技法で施されたものも多くございます。
この頃確立した加飾技法には、金蝕、レリーフ、上絵手描き、漆蒔があり、現在に到るまで伝統の技法として受け継がれています。

「オールド大倉」とは
1919年の創業から終戦までの約25年間に、旧蒲田工場で製作された作品を指します。大倉陶園が目指す「良きが上にも良きものを」の精神の礎となった優れたデザインや、当時の職人たちの技術が窺い知れる貴重な品物として、大倉陶園本社ほか、各地の博物館等に保存されています。写真:「色蒔き煙草セット(1926)」